【もう迷わない!】復習の3ステップ
「授業中は理解できたのに、いざ自分でやろうとすると手が止まる…」
「塾で解けた問題が、家で一人になったら全然思い出せない…」
こんな経験、ありませんか?やったはずの内容が、なぜか「できない」。多くの人がこの悩みを抱えています。
聞いただけでは、できるようにならないのは当たり前
なぜ、授業で理解したはずのことが、一人になるとできなくなってしまうのでしょうか?
それは、授業中には先生という強力な助っ人がいるからです。先生は、問題を分かりやすく見せてくれ、解き方のヒントを与えてくれます。私たちは、先生の力を借りて問題を解決していると言っても過言ではありません。
しかし、一人で問題を解く時は、自分の力だけが頼りです。先生のサポートがない状況で、初めて見る問題を解くのは、当然難しいことなのです。
だからこそ、復習が非常に重要になってきます。しかし、ここで認識しておきたいのは、教える側と教えられる側で「復習」の意味合いが大きく異なるということです。
教師と生徒の「復習」に対する認識のズレ
教える側(教師)にとっての復習は、「一度やった内容を、完璧に理解し、自分の力で使えるようになるまで徹底的に繰り返すこと」を指します。
一方、教えられる側(生徒)にとっての復習は、「授業でやった内容を、ノートを見返したり、問題をもう一度解き直したりする程度」で終わってしまうことが多いのではないでしょうか。
この認識のズレが、「授業では分かったのにできない」という状況を生み出してしまうのです。分からないことを曖昧にしたまま授業が進み、結果としてさらに理解できないことが増えていく…身に覚えがある方もいるかもしれません。
初めて学ぶことに対して、一度見直したり、一度やり直したりするだけでマスターできるはずがないのです。
考えてみてください。自転車に初めて乗る時、一度の説明を聞いただけで、スイスイ乗りこなせるようになった人なんてほとんどいませんよね?何度も転びながら、できるようになるまで繰り返したはずです。
教える側の人は、自分が「できるまで繰り返した」経験があるからこそ、相手も同じように勉強に対して繰り返すものだと無意識に思い込んでしまいます。しかし、正直なところ、「めんどくさい」「だるい」「しんどい」と感じて、なかなかそこまでできないのが普通ではないでしょうか。
しかし、逆を言えば、復習の正しいやり方、目指すべきゴール地点さえ理解できれば、先生の質に頼らずとも、教科書だけでも十分に高いレベルまで到達できる可能性を秘めているのです。
成績が劇的に変わる!復習の3ステップ
では、一体どのように復習すれば良いのでしょうか?具体的な手順を3つのステップでご紹介します。
ステップ1:「やり直す、見直す」
まずは、授業で扱った問題をもう一度解いてみましょう。この時、すぐに自分の力で解けなくても大丈夫です。解説や先生の説明を見ながら、手順を一つずつ丁寧に追いかけることが重要です。
ステップ2:「理解する」「なぜ?」を徹底的に考える
手順を追うだけでなく、「なぜこの解法になるのか?」「なぜこの公式を使うのか?」という**「なぜ?」を深く掘り下げて考える**ことで、表面的ではない、本質的な理解を目指します。これが、「なぜその発想になるのか」を理解する第一歩となります。
ステップ3:「できるまでやる」
解説や説明なしに、自分の力だけでその問題を解けるようになるまで、何度も繰り返し練習します。「できた!」で終わらせず、時間を置いて再度挑戦するなど、定着度を確認することも大切です。
このステップ2と3は、順番が入れ替わっても構いません。「できる」という成功体験を通して理解が深まることもありますし、深く理解してから取り組むことでスムーズに解けるようになることもあります。
「できる」ことと「なぜ」が分かること。この2つが復習のゴールです。
解説を読んで「なるほど」と納得するだけで終わらせてはいけません。それは、カレーのレシピを見ただけで、実際にカレーが作れないのと同じです。
実際に「手を動かす(実践する)」ことで、初めてカレーという「結果」が得られます。そして、「なぜこの材料を使うのか」「なぜこの順番で調理するのか」という「理由(解法に至る道筋)」まで考えることで、レシピを自分なりにアレンジできるようになるのです。
受験で求められるレベルは、まさにこの「レシピをアレンジできる」レベル、つまり応用力なのです。
最後に…「もう一度先生に教わる」つもりで
「復習」という言葉は、「復た習う(またならう)」、つまり「もう一度習う」と書きます。
一人で復習する時も、まるでもう一度先生に丁寧に教えてもらっているような気持ちで、一つ一つの手順、理由を大切に向き合ってみてください。
きっと、「分かったはずなのにできない」という苦しみから解放され、着実に「できる!」を積み重ねていけるはずです。

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