【東京】個人のプロ家庭教師

結果を出すための「間違え方」

成果を上げる人と

上げられない人の違い

 

なんだと思いますか?

 

知能?才能?能力?

 

のー

断じて否。

 

思考。

つまり「どのように考えるのか」

の問題です。

 

成果を出す人の考え方

 

前回の「大弁は訥なるが如し」で

・大いに失敗するべし

・失敗する機会を奪うべきでない

という話をしました。

 

例えば

問題集を解いて、丸つけが終わった時

例えば

テストを受けて、返却された時

 

なにかを失敗した時の反応を

3つに分けてみましょう。

 

・なにもしない。

・間違えた問題をやり直す。

・間違えた問題を分析する。

 

おおまかに、この3種類の反応に分けられると思います。

 

それぞれ

どのような結果になるでしょうか。

 

「なにもしない」場合

 

きっと、この人たちが大半でしょう。

 

問題集を解いたら、

丸つけさえせずにそのまま。

テストを受けたら、

点数や偏差値に一喜一憂。

 

問題集やテキストを解くだけで

テストを受けるだけで

満足してしまう人たちです。

 

この反応をすると、どうなるのか。

出来ないままです。

 

間違えた場所はわかった。

じゃあ、次にやったら出来ますか?

出来ないままですね。

 

いくら必死になって問題を解いても、

間違えた問題が

出来るようにならなければ

「今の自分のレベルがわかる」だけです。

 

例えば漢字のテストがあるのに

「あいうえお」を綺麗に書く練習を繰り返して

意味はありますか?

 

ここまで極端でなくとも

似たような行動を取る人は多いです。

 

出来ない問題ではなく

出来る問題をひたすら解く。

 

僕はこれを「勉強したふり」

と呼んでいます。

 

「間違えた問題をやり直す」場合

 

成果を出す人の大半がここに属します。

 

点数を上げるためのたった3つの勉強法」にも書きましたが、

成績が上がるのは出来ないものが出来るようになる時です。

 

解説をよく読んで、

「あぁ、なるほどなぁ」と理解して

出来るまでやってみる。

これで、この問題が出来るようになりました。

 

これを繰り返すことで

「出来ない」をどんどん「出来る」に変える。

 

これをして、初めて学力が伸びます。

 

 

しかし、世の中にはまだまだ上がいます。

この思考のままでも出来ないことはないですが、

このままではひとつ罠が待っています。

 

それは復習(間違い直し)をどのレベルでやるか。

 

詳しくは「復習のやり方」に書いていますが、

解説を読んでなるほどと思うだけでは、

「なぜその解法に至ったのか」まで考えることが出来ません。

 

出来もしないことを受け入れるだけ。

ならば、やった分しか上がらない。

 

この思考のままでも、

一部の天才たちはとんでもない成果を上げてしまいますが、

凡人は、彼らに追いつくことが出来ません。

 

 

「間違えた問題を分析する」場合

 

ここまでする人は非常に少ないでしょう。

 

しかし、周りから

天才だと称えられる凡人たちはここに属するようです。

 

中高6年間、僕は私立の学校に通っていたため、

周りには全国模試上位に名を連ねる人たちがゴロゴロしていました。

 

彼らに勉強の仕方を聞きました。

 

中には「見たらわかる」「見たら覚えてる」

という異常者の変人猛者もいましたが、

参考になる共通部分がありました。

 

それは

彼らにとって

勉強 = 間違い直し

だったことです。

 

詳しく聞くと

どうやら、彼らは

解説を「発想」を得るためのヒントにしているようでした。

 

 

解説を読んで理解した上で

・これを初見で見たら自分は、どのように発想したら解けただろう。

・今ある知識だけで解けないものか。

・周辺の知識は応用できないか。

・必要な「最低限の」発想は何か。どこに応用できるか。どこから応用されているのか。

 

などと言うことを、積極的にひたすら突き詰めていました。

 

その結果、

一つの問題からでもさまざまな応用が広がり、

知識が繋がって、

より高度な問題に挑戦できるようなのです。

 

これを真似するために

僕が考えたのが

「よし!ここ出来たら点数上がる」

という思考法です。

 

端的に言ってしまえば、

チャンスだと捉える考え方です。

 

なぜか。

 

義務感で積極的に突き詰めるのは、

僕には不可能だったからです。

 

少しでも積極的になるため、

「よし!ここ出来たら点数上がる」と考える。

 

彼らのように

「今の自分が思いつくために必要なものはなにか」

を突き詰めて考える。

 

そのために

暗記が必要なら暗記し

理解が必要なら理解する。

 

これを続けることで、

京大実戦で偏差値70(数学と国語だけですが)を超えたり、

簿記二級を7日、基本情報を半年で合格したり、

一定の成果を出すことが出来ました。

 

皆さんも是非

なにかミスをしたら、

チャンスと捉えて取り組んで見てください。

 

思いもしないレベルアップができるかもしれませんよ。

 

 

まとめ

 

問題を解いて、間違えた時

・なにもしない。

・間違えた問題をやり直す。

・間違えた問題を分析する。チャンスと捉える。

 

下に行くほど、成果アップ!

 

 

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思考は行動を生み

行動は習慣を生み

習慣は成果を生む

 

まずは思考から変えてみましょう。

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